石匠の見世蔵 活動報告ブログ
以前の記事
最新のトラックバック
全国中学生創造ものづくり教育フェア
お久しぶりの更新となってしまいました、しかしその間も石匠の見世蔵は動き続けていました!
今回はその報告をさせていただきます。

今年初めのイベントは、1月26,27日につくば国際会議場で行われた「第8回全国中学生創造ものづくり教育フェア」。
全日本中学校技術・家庭科研究会と文科省が共催する、「ものづくり教育」の充実と発展をねらいとしたイベントで、中学生の技術・家庭科の授業の成果を発表する場でもあります。

石匠の見世蔵も、ものづくりに携わって生きている立場から、ものづくりの楽しさ、想いを伝えるべく展示とワークショップで参加。
当日は、石にお絵かき・アクセサリーづくりとサンドブラスト体験を行いました。
a0070294_2331169.jpg
ワークショップ会場の様子。

a0070294_2335447.jpg会場の外のサンドブラスト特設テント。手のひらサイズの石板に、好きな絵や文字をその場でブラスト加工します。
a0070294_234510.jpg
まずは石板に貼られたマスキング用のゴムシートに好きな図案をかきます。自分の名前や好きな言葉など、皆さん真剣にかいていました。次にかいた図をデザインカッターで切り抜き、はがします。
a0070294_2341540.jpg
器用に切られた図を、外の特設テントでサンドブラスト加工していきます。石匠さんが右手に持っているノズルからとがった砂を吹き付け、マスキングで抜いてある石の表面をけずっていきます。砂が激しく飛び散るため、テントは厳重にカバー。
a0070294_23232634.jpgマスキングのシートをはがして、完成!
a0070294_2342534.jpg小さなお子さんも参加してくれました。ちょっとカッターは危ないので、石匠さんがお手伝い。


さらにさらに、生徒作品コンクールの茨城県知事賞の楯を、石匠の見世蔵組合で制作したのです!
デザインを筑波大の学生が担当し、石匠さんたちが制作しました。
石の楯ができあがるまでには、並々ならぬ苦労があった・・・と思います。
7つのコンクールに対して7つの楯を作るのですが、一つとして同じものがない、ということにこだわった結果、筑波石をスライスした不定形の石板を使った楯を作ることになりました。
聞くと、筑波石は傷が多く、しかもそれは切ってみないとわからない、全然傷が入っていない石はほとんど無く、一つの石からきれいな石板はさほどとれない、とのこと。
7枚とるのに、40枚以上切ったそうです・・・!
しかも全行程、ノーギャラです・・・!
石板ができあがったら、字彫り専門の石匠さんにバトンタッチ。
学生のデザインを石にサンドブラストで彫っていきます。
フェアの会場がつくばだったため、筑波山をデザインに取り入れているのですが、この筑波山にも様々なエピソードが・・・。

完成した楯にはこれまた手作りの台座がつけられ、コンクール受賞者に手渡されました。
授賞式はワークショップ中に行われたようで、私たちは見ることが出来なかったのですが・・・是非見たかった・・・!

受賞した中学校の皆様、どうか大事になさってくださいね。
そして何かを創り出すことの楽しさ、わくわくを、忘れないでください。

創造ものづくり教育フェア主催
全日本技術・家庭科研究会のHPはこちらです。


さいじょう
by ishio-san | 2008-02-02 23:28 | →活動報告
<< 真壁のひな祭り 「いしおサンタのおくりもの」全体写真 >>